読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

行動で愛を証明しよう

出版倫理と性表現について女性読者の立場から考えています。性暴力・DV反対!もっと日本が結婚・子育てしやすい国になりますように。

清掃介護の問題じゃなくて法律の問題だよ

このブログは出版倫理を考えるブログですが、今日は不動産関係のこんなツイートが回ってきたので、ご紹介します。

これは、ハウスクリーニング業者が、おばあちゃんが亡くなった物件に清掃に入ったら、中の状況があまりに酷くてびっくりした。清掃専門の介護が必要ですよ、と問題提起したものです。

私はこれを読んでいて「あれれ?」と思ったんです。これはおかしいです。

まず、破損しているキッチンの蛇口と、詰まっている三点ユニット(お風呂周り)ですが、おばあちゃんが生きている間に直すべきでした。

ブログには「マンションオーナーと揉めていた」と書かれていますが、民法にこういう規定があるんです。

「賃貸人の修繕義務」について

賃貸物件なのに、雨漏りがしたりして、使用目的に叶わない場合は、賃借人の負担で先に修繕をしてしまって、その費用を賃貸人に請求するということができます(民法608条、費用償還請求権)。

こういうことは、通常は、管理を委託されている不動産業者がやります。マンションの所有者とおばあちゃんの間に不動産屋さんが入っているはずで、交渉はその不動産屋がやるんです。その業者がなんで気づかなかったのかなと思います。そもそも管理を業者に委託していなかったのかもしれません(管理を不動産屋に頼むと、管理委託料がかかるんです。それを節約するために大家が直接管理しているという物件もまれにあります。物件選びの段階で決まってしまうので、私は自分の物件は管理業者で選びました)。

おばあちゃんはおそらくそこまでご存知ないと思うけど、ケアマネージャーが気づけばよかった。訪問介護ヘルパーからケアマネに日報というかたちで、情報が上がるはずなので、そこでケアマネが気づいてうまく対応すれば、こんなことにならないで済んだ。もっとおばあちゃんの生前のQOLは上がったはずです。

あとおかしいのは、太田弁護士は、弁護士なんですから、この費用償還請求権のことを思い出してほしかったなと思います。ツイッターで指摘はしました。

清掃は介護保険だと、家事支援ということでしか認められないと思います。

しかし不動産周りでも例えば「お風呂場が急で、手すりをつけないといけない」という事例だと、介護保険の負担で対応できたと思います。ケアマネがどれだけ気づくかということだと思います。

「おかしい」と思ったことは「おかしい」ってみんなで指摘していかないと世の中良くなりません。今日も一日頑張りましょう。