読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

行動で愛を証明しよう

出版倫理と性表現について女性読者の立場から考えています。性暴力・DV反対!もっと日本が結婚・子育てしやすい国になりますように。

おっさんが女子高校生に惚れられるマンガを読んで考えたこと

昨日こういうツイートが18,000RTされていたんです。

t.co

こういう性搾取的なご都合主義は定番です。ありえないっつの。でも18,000RTされるということは、やっぱり人気があるんだな。

これについて、くたびれはてこさんの批評が的確でした。

 

声を掛けられて、うっかり交際してしまって後悔している元少女の立場としては、

  • なんらか尊敬できる紳士的な年上男性(失礼)でないと、こちらにメリットがないので、いかないです。自分が困っていて、損得抜きで助けてくれるような利他的な人に助けてもらう、というのは分かります。
  • 現実の幼女殺人事件を見ていても、道を尋ねて車の中に引きこんだとか、少女側の親切心につけ込むやり方が多いです。とにかく女性側としては「知らないおじさんにはついて行かない」。これが鉄板。
  • おじさんは、自助努力しましょう。娘にははっきり現実を告げる。ケースワーカーに相談する。自慢話はスナックに行って飲み代払ってやる。自殺したいときはいのちの電話
  • 実際にこういう経験(森岡さん藤沢さん)してみて思ったのは、少女側はコロッと忘れていても、男性側がひきずるということ。恋愛工学でも「女は上書き保存、男は別名保存」と言います。腐れ縁になるから、最初から関わらない。こういう人間関係は実らない。
  • 自分だけラクになりたいという、弱い男が多いです。できない理屈ばっかり並べる。

実際、地雷でした。デートDVされた上に、後年、筆禍で追い打ちをかけるという二重の加害行為です。最悪。

tsunamiwaste2016.hatenablog.com

年上の男性と十代の少女の恋愛関係という話では、最近『Blackbird』という演劇の話を耳にしたのです。

hedgehognote.com

今年のトニー賞で、ストレートプレイ部門のリバイバル作品賞、主演男優賞、主演女優賞にノミネートされた本作は、性的虐待の被害者と加害者の対決を描いた凄惨なドラマだ。大胆にも性的虐待関係をある種のラブストーリーとして描き、虐待が子どもの内面に及ぼす破壊力の凄まじさに迫った作品である。

これはぜひ見てみたいです。ウナ(少女)側の女優さんの演技がすごそう。

子どもには大人に憧れる時期があり、成長過程にある子どもは未熟な判断しかできない。その子がどんなに早熟であっても、たとえその子が同意しても、そのことを大人が忘れてしまったらどうなるか。子どもの未熟な判断を、自分の欲望を満たす言い訳にしてしまったらどうなるか。

少女側は、そうですね、未熟な判断しかできないですね……。あと、男性側は正当化したがりますね。