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行動で愛を証明しよう

出版倫理と性表現について女性読者の立場から考えています。性暴力・DV反対!もっと日本が結婚・子育てしやすい国になりますように。

「お詫びと訂正」について

よく本に挟まれている「お詫びと訂正」という短冊について考えていたんです。既報の通り、私はこの本の間違いについて怒っている関係者の立場なのです。

tsunamiwaste2016.hatenablog.com

この本の在庫には、こういう短冊を挟む必要があるはずなんです。

お詫びと訂正

本書P.110に下記の誤りがありました。

誤 「少女と性的にかかわったことはないし、かかわろうとしたこともない。」

正 「少女と性的にかかわったことがある。」

関係者、読者の皆様に謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。

自分で書いていて爆笑しました。こんな短冊が挟まっていたら「えっ、森岡先生、リアル十代に手を出してたの?」ってびっくりしますよ(笑)。ぜんぜん違う話になってしまって、もう論旨が破綻してしまうし、「むしろその話のほうが面白そうだから聞かせてよ」って思いますよね(笑)。昔のことはここに書きましたので、物好きな方は読んでください。 

tsunamiwaste2016.hatenablog.com

むしろ、こういう話を活字にしないといけないですよね。森岡さんの理想の女の話よりさ(笑)。そう思ったら、下記から筑摩書房に文句言ってください。

www.chikumashobo.co.jp

さて、この件では、担当編集者から届いた返事に誤字があるという、非常にレベルの低い次元で話が進んでいるので、もう、指摘をした読者(私は関係者ということになるのですが)自ら、そもそも論をやらなくっちゃいけなくなってしまいました。

やっぱり、消費者・読者・市民としては「まちがっていることはまちがっている」と言っていかないといけないです。そうじゃないと世の中よくなりません。

さて「お詫びと訂正」でググったら、こういうサイトが出てきたんです。

www.msz.co.jp

リンク先をご覧頂きたいのですが、みすず書房はちゃんとやっているんです。学術系の出版社だから、ちゃんとしているんですね。さすがだと思いました。誤りが発生した経緯もきちんと説明してあります。単なる誤植だったり、人名の間違いだったり、さまざまです。例えばこんなのがあります。

ジュディス・L・ハーマン『心的外傷と回復』[増補版]中井久夫訳 について
2011年5月発行のJ・L・ハーマン『心的外傷と回復』[増補版]第12刷に下記の誤りがございました。
145頁上方の小さい文字で組まれた段落解説(本文「捕囚状態にあった人の」で始まる段落に対応)において、

(誤) 慢性外傷のもっとも一般的な臨床状態は遷延鬱病である。生存者の三徴候
(正) 捕囚経験者の怒りは表現されえないまま持続し、抑鬱、疎外、引きこもりを強調する――
です。前頁の段落解説「慢性外傷のもっとも〔…〕」以下3行が誤って繰り返し組まれておりました。
初版では正しく組んでございましたが、重版で直しを加えました際、手違いで解説文が差し替わったと考えられます。第何刷以降この誤りを生じたかを確認できず、まことにおそれいりますが、謹んでお詫び申し上げますとともに、次の機会に(第15刷以降)必ず訂正いたします。(2016年8月)

 この本は有名な本です。私も昔チャレンジして、挫折した経験があります。これはなんでこんなミスが発生したんでしょうか。ケアレスミスなのかな。気づいて指摘したほうもすごいと思います。

あとこんなのがありました。

『天空の立山 森下恭写真集』について

2008年3月発行の『天空の立山 森下恭写真集』第1刷の87ページ(「あとがきに代えて」)において、「立山黒部貫光株式会社」の社名を誤って印刷してしまいました。立山黒部貫光株式会社様はじめ著者の森下様、関係者の方々、および読者の皆様に謹んでお詫びして、以下のとおり訂正いたします。(2008年5月)

(誤)立山黒部観光株式会社  (正)立山黒部貫光株式会社

分かりにくいので、ボールドで強調してみました。

こんな間違い、わからなくないですか? おそらくこの会社の関係者から「うちの会社の名前まちがってるよ」と指摘があったのだと思いますが、これは言われてみないと分からないと思いました。

みすず書房の場合は、作り手と読者の距離が近くて、学者さんが誤りを指摘していることが多いんです。学術書を作っている出版社だからですね。ひじょうに編集者としてプロフェッショナルな仕事をしているなあと思います。こういうプロの仕事には敬意を表したいと思います。図書館で借りちゃいけないです。ちゃんと書店で新刊を買わなくてはならないと思います。

あとこんなのがありました。これはマイナビウーマンです。

お詫びと訂正|「マイナビウーマン」

1番人気は45.4%で〇〇隊! 働く女性が結婚したい自衛隊部隊ランキング!(https://woman.mynavi.jp/article/150603-15/)の記事に訂正がございました。「海猿」は「海上自衛隊」ではなく「海上保安庁」の間違いでした。文中は修正済みです。関係各社の皆様並びに読者の皆様にお詫び申し上げます。

爆笑したんです。『海猿』はそもそも自衛隊じゃないよ!(笑)

あとこんなの。

人生で一番おもしろい! と思ったテレビドラマは?『TEAM』『半沢直樹』『ロンバケ』(https://woman.mynavi.jp/article/131109-006/)の記事に訂正がございました。「西村和彦」は「西村雅彦」の間違いでした。文中は修正済みです。関係各社の皆様並びに読者の皆様にお詫び申し上げます。

そこは重要でしょう(笑)。この二人の名前はまぎらわしいですよね、私も「いつか誰かがやるんじゃないか」と思っていました。

そういうわけで、お詫びと訂正というものには味がありますね。