読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

行動で愛を証明しよう

出版倫理と性表現について女性読者の立場から考えています。性暴力・DV反対!もっと日本が結婚・子育てしやすい国になりますように。

なぜ商業マスコミはいらん本ばっかり作るのか(1)

カスタマー精神の欠如を痛感した

私は『感じない男』を都合3冊も買っているんです。人にあげたり、アンダーラインを引くために必要だったから買ったんです。

tsunamiwaste2016.hatenablog.com

筑摩書房にとって、私はお得意様だと思うんですけど、私が、「『感じない男』の担当編集者(男性)とは話したくありません。女性編集者をお願いします」とまで言っているのに、その男性編集者から手紙が返ってきたので、私は怒っているんです。

出版社って本来、客商売のはずでしょう? しかしこのカスタマーシップの不在はいったい何なんでしょうか?

明らかに社内の論理を、社外より優先させているんです、この管理職。この業界はいつもこうやって、消費者(読者)を我慢させてきたんです。

企業不祥事というのは、隠蔽すると雪印船場吉兆みたいになりますが、前向きに対応すると、かえって会社の株を上げることになりますよというのが、いまのセオリーです。なぜ消費者(読者)からクレームがついていて、いまはネット時代ですから、すぐに表ざたになるにも関わらず(私がこの件で進捗がある度に、ほぼリアルタイムでツイートしているのは、透明性を確保するためです。密室にしないためです)、なぜこうやって初動で隠蔽しようとするのか。私には理解不能です。

 

担当編集者には、「早いところ森岡さんをしょっぴいてきてください」と、お手紙で催促してあります。

(このブログを本人(森岡さん)が見ていたら、私を信じてください。私に助けてもらおうと思ってください。私・あなた(森岡さん)・筑摩書房・読者の皆さん、みんなが幸せになる方法を考えましょう)

どうも、マスコミで働いている男たちが、俗世間から浮世離れした優雅な本づくりをしているという印象です。ネットのほうが実態に近いので共感できますし、速報性があるのでそっちでいいやという話になっちゃう。商業マスコミは本来別の役割があるはずなのですが、彼らが、自分たちは何を求められているのか、さっぱりわかっていないというところに問題があるんです。

 

商業マスコミの存在意義を問う

先日、紀伊国屋書店で『編集会議』を立ち読みしたのですが、

www.sendenkaigi.com

キングコング西野亮廣さん(お笑い芸人)と博報堂の人が「本が売れない時代にどう売るか」などと小賢しい議論をしていて、何にもわかっていないんです。田端信太郎が「編集権の独立がうんたら」とか業界用語を並べて、賢しいことを言っているんですが、そういう言葉を使い始めた時点でダメなんです。こっちは読んでいて「この連中、まだバブル時代のつもりでいるんだな」ということが分かるんですから。 

すべての商業出版社は、入社時の社員研修で、嶋中事件天皇制を茶化した小説を読んだ右翼少年が中央公論社の社長を刺した事件)や、野村秋介朝日新聞討ち入り事件、『マルコポーロ』の廃刊事件などについて、きちんと教えるべきだと思います。

そもそも明治・大正時代から、言論機関というものはどのような性質の業態であり、特にネット時代になったいま、ジャーナリズムというものの大事さが根本から問われているということを、業界の人自身がいちばんわかっていないんです。 

野村秋介の事件を調べていたら、見沢知廉さんの話を見つけたんです。この人の話も悲惨な例だと思います。新右翼で、リンチ殺人をして、刑務所に長期収監されていたのですが、PTSDが酷かった。でも出所したてはまだ反骨精神旺盛だったので、怪気炎を上げて小説を書いたんです。たしか新潮社だったかな、彼に三島由紀夫賞を取らせようとして、ホテルに缶詰にしたんです。私は『囚人狂時代』だけしか読んでおらず、この『調律の帝国』という小説は未読なんですけど、三島賞には落選したそうなんです。その後、見沢さんは加齢とともにPTSDが悪化して、最終的に団地から飛び降りて自殺してしまったんです。当時私は近所に住んでいたので、新聞で知ってびっくりしたんです。

ですから、編集者というのは手加減する必要があると思うんです。著者・読者両方に対してね。 よい作品を作るためには作家を追い詰めなくてはいけないという精神主義とか、エログロナンセンスやセンセーショナリズムで売上を伸ばさなくてはというのはよくないです。

本の書き手が自殺をする。(見沢さんのように)

本の書き手がDVをする。(西村賢太さんが有名ですが)

本を読んだ人が、強姦やDVをする。(恋愛工学

本を読んだ人が、心中をする。(今回、森岡さんが煽ってきましたけど)

本を読んだ人が、自殺をする。(宮台真司のケース

こう考えると、本というのはもはや害毒です。本を読まないほうが幸せに生きられる。実際、私はこの数年はマスコミから足を洗って、派遣OLをしています。実用書以外の本はほとんど読みません。余暇は料理やレジャーに充てています。通勤電車では寝ています。活字はスマホのニュースだけ。会社のお昼休みはお弁当とメイク直しでおしまい。帰宅したら明日のお弁当のおかずを作ります。本なんて読まない。昔はたくさん読んでいて、そのほうが善く生きられると思ったんですけど、いざ本を買うのを辞めてみたら、そのほうが善く生きられるようになったんです。

しかし私が本を読むのをやめても、相変わらず日本のどこかには、めちゃくちゃな本づくりをしている人たちがいて、それを読む人々がおり、その人たちが悪意を持って私たち下層女性に近づいてくる。そんな風に私の目には見えます。あなたがた商業マスコミは、社会悪なんです。反社なんです。