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行動で愛を証明しよう

出版倫理と性表現について女性読者の立場から考えています。性暴力・DV反対!もっと日本が結婚・子育てしやすい国になりますように。

読者投稿より②出産グダ崩しルーティーン

メルマガ読者投稿より

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下記は、彼女(妻ではないようです。恋愛工学では、男性読者に「できるだけ結婚しないように」と勧めています)が妊娠し、中絶したいと言われたが、それを阻止したいという男性からの人生相談です。

「グダ」というのはナンパ用語で、女性が何か拒否をするときの言い訳(「グダグダ」から来ています)です。恋愛工学では、女性の「グダ」は徹底的に聞き流せと勧めています。

―出産グダ崩しルーティーン

藤沢所長、ご無沙汰しています。
迷える仔牛です。
今回は妊娠中絶阻止についてです。
以前から子供100人計画実現に向けて積極的な活動を行っていましたが、この度めでたく4人目の懐妊が発覚しました。
ところが、このアラサー女子が出産を拒否しています。
すでに産婦人科に妊娠中絶の仮予約を入れ、手術代の一部も前払いしてきたとの事。
このままでは、新しく誕生した貴重な生命が葬られてしまう事になります。
私は、以下の点に大変怒りを感じています。

・中絶希望理由が「自分のキャリア(笑)を大切にしたい」「自分の体が傷つくのがイヤ(妊娠線や会陰切開の事を指す)」という身勝手な理由であること。
・相当な確率で子供の父親が自分だとわかっているにも関わらず、妊娠中絶を法的に阻止する方法がないこと。
・経済合理的に考えて、相手の女性に損のないような具体的なオファーを提示しているにも関わらず、非合理的な判断により相手女性が生命を消し去ろうとしていること。

現在の私の希望としては、なんとしても妊娠を継続して出産まで至ってもらいたいと考えていますが、この場合どのような対応を取る事が適切でしょうか。
個人的には、女性がキャリア(笑)を追い求めて、たかだか年収1,000万かそこらを目指すよりも、出産して子育てをしつつ、できる範囲で仕事も行った方が圧倒的に幸せだと思うし、また逆にFacebookのCOOやYahoo!のCEOなどのように、場合によっては両立する事も充分に可能(女性の努力・能力次第)だと思っています。
にもかかわらず、将来の幸せを棒に振って、目の前のキャリア(笑)か出産か、という二者択一の思考に陥っている愚かなアラサー女の思考がまったく理解できません。

この相談のご返信を頂く頃には、すでに新しい生命はこの女の手によって殺されているかもしれませんが、今後も同様のケースが発生する事もありえますので、出産グダ崩しルーティーンなどがあるようであれば、ぜひご教授頂きたいと考えています。
よろしくお願いします。

―藤沢数希の回答

まず、最初に、新しい生命が無事であることを祈ります。
さて、出産グダ崩しルーティーンなんですけど、これはプレSPでの恋愛工学でよく使われるディスる技術なんかと、じつは、まったく同じなんです。
僕が学生のときや新人サラリーマンのときは、女が妊娠したら絶対に困るし、万が一妊娠したら中絶!と思っていたんですが、そうすると不思議なことに、彼女らは隙あらば妊娠して、出産しようとするんですよ。
ところが、経済的にも時間的にもゆとりができて、僕はこういう理由で結婚はしないけど、籍を入れずに子供を生んで育てていくことは十分にできるよ、というように誠実に説明して、ちゃんとした子育て環境を用意してあげると、これがキャリア(笑)とか愛があれば結婚する(爆笑)とか言い出して、しっかりピルを飲みはじめたりするものなのです。
だから、出産グダ崩しルーティーンは、逆説的ですが、子供出来たら困る、という顔をしながらコンドームを付けることだし、出来ちゃったら「ヤベ~」って顔をしていることなんですよ(笑)。
こっちが「子供産んでいいよ」と言って、子育ての素晴らしい環境を用意してあげると、ふだんは脳ミソなんか使ったことないのに、なぜかこういうときだけフル回転して「いま出産すべきでない10個の理由」を考えます。
ところが、ヤベッ、中絶してくれるよね? という困った顔をしていると、彼女たちは勝手に「結婚しなくても、ちゃんと子供を生んで育てられる10個の理由」を考えるんですよ。
女性の脳みそって、学歴があったり、キャリアがあっても、基本的に、ハヌマンラングールのメスの脳みそとほとんど変わらないので、物事を客観的に考えるのではなく、「相手の男性とはゼロサムゲームだから相手の男性が頼んでくることの反対をするのが自分の得」という、プレインストールされた簡易アルゴリズムに従って意思決定するんですよね。
仮に、今回は悲しい結末になってしまったとしても、また、次はがんばりましょう。

私は一読して、「怖い。DVだ」とドン引きしました。女性にとって、出産や育児って、一大事業じゃないですか? 自分自身にその覚悟がまだできていないにも関わらず、妊娠をしてしまって、どうも彼女のほうは強い意志で中絶したいと思っているようなのに、男性側から出産を強制される(しかも「子ども100人計画」とかわけわからないことをほざいている男)というのは、なんだか中東やインドの女性のようで、すごく怖いと思いました。

リプロダクティブ・ライツという言葉があります。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは - 家族の性と生を考えるプロジェクト

リプロダクティブ・ライツとは、国内法・国際法および国連での合意に基づいた人権の一つで、すべてのカップルと個人が、自分たちの子どもの数、出産間隔、出産する時期を自由にかつ責任をもって決定でき、そのための情報と手段を得ることができるという基本的権利、ならびに最高水準の性に関する健康およびリプロダクティブヘルスを享受する権利です。

どうしてここまで、恋愛工学男は、女性を生物学的に劣っていると決めつけ、意思表示に干渉しようとしてくるのでしょうか? ほんとうに関わりたくないです。

当局には一刻も早く恋愛工学コミュニティを摘発してほしいですし、できれば定期購読者リストを公開して頂きたいです。こういうDV男性とは、関りを徹底的に避けます。