行動で愛を証明しよう

出版倫理と性表現について女性読者の立場から考えています。性暴力・DV反対!もっと日本が結婚・子育てしやすい国になりますように。

警察の「痴漢撲滅系ポスター」制作VSレイプマガジンの有害図書化

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昨日は、都内某所で開かれた、牧野雅子氏(京都大学)による『痴漢撲滅系ポスタープロジェクトから見えてくること』という講演会に参加してきました。

LOVE PIECE CLUB - イベント/ニュース - 【講演会】11月18日(金) 牧野雅子さんに聞く 「痴漢撲滅系ポスタープロジェクト」から見えてくること

 

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はじめに - 「痴漢撲滅系ポスター」調査プロジェクト

よく駅や街で見かける、警察や鉄道警備隊などによる防犯ポスター・リーフレット類のについて、それを見る受け手の女性の視点から、問題点を洗い出していこうというものです。堅い内容なので、私は「そんなに観客が集まるのかな……?」と思ったのですが、満員でした。パワーポイントで『警察時報』等のグラフや統計類を紹介しながらの講演だったのですが、ひじょうにレベル高かったです。

この痴漢撲滅系ポスターの問題点ですが、

  1. 見た側の女性が何に気をつけたらいいのか、いまいちわからない
  2. 性犯罪は加害者が悪いのに、被害者の落ち度を強調している
  3. ジェンダーバイアスがひどい(すごい短いスカートの女性のイラスト等)
  4. 公的機関が発するメッセージである
  5. 税金で作られている
  6. 効果が測定されていない

ぶっちゃけいくらかかっているの?

気になるのはやっぱりコスト。

私は、デートレイプ・マガジンである藤沢数希の『週刊金融日記』(200円×現在240号まで刊行=48,000円)の有害図書(不健全図書)運動をしていて、これを東京都に購入してもらおうと請願を出しているんですが、「高い」と難色を示されました。 

では、一方で、この手の警察の、実効性が疑わしい性犯罪防犯チラシはいくらかかっているの? 私たちの税金の使い道ですから、知る権利があります。治安対策として「デートレイプマガジンを有害図書にして、男性加害者向け対策をする」 VS「女性被害者向けに自衛を求めるポスターを作る」、治安対策としてどっちに政策合理性がある?

ところがどっこい、役所は税金の使い道について、口が堅いんですよ(苦笑)。昨日、東京都青少年治安対策本部に電話かけて、防犯リーフレット『児童ポルノは絶対に許されない』について、「デザイン・印刷費・配布人件費等にいくらかかったか? 入札なのか随契なのか? 部数や配布先は?」等、調達情報を尋ねようとしました。

すると「電話では答えられない。情報公開条例を使ってくれ」との回答でした。えーっ、調達情報を知るのに、わざわざ情報公開条例使わないといけないの?

国の機関だと、調達情報をウェブサイトで公開しているところも多いんですが、東京都はダメですね。不透明です。小池都知事は情報公開に意欲的なので、都政の透明化を宜しくお願いします。

東京都はダメだから、別の自治体に電話してみよう。下記の防犯チラシ『セルフ・ディフェンス宣言』を作った宮城県警に問い合わせたところ、費用を答えてくれました。

http://www.police.pref.miyagi.jp/hp/kentai/kodomojosei/img/panf-selfd.pdf

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どうもこの手の問い合わせに回答するには「上司の決裁を得る必要がある」らしい。私は「では確認してください」とお願いして、教えてもらいました。しばらくしたら、上司のOKが出たらしくて、折り返しのお電話を頂きました。

「印刷代は10万円で、2万部作成」とのこと。一部当たり単価5円ということになります。そのほかにデザイン料、配布費用などがかかっているはずです。さて、 

女性2万人に配布する防犯パンフの印刷費 100,000円

          VS

男性読者5,000人を擁するデートレイプ・マガジンの購入費用 48,000円 

どちらに政策合理性がある?

宮城県警は電話口で応対してくれた警察官が仕事熱心な方で、私が「東京都で有害図書の追放運動をしている者なのですが……」等と名乗ったところ、趣旨に共感して頂け、「レイプマガジン? そんなものが出回っているのですか? そのレイプマガジンには、声掛けの手口など書かれているのですか?」と、わざわざこのサイトを見にきてくれました。

やっぱり警察の人も、「加害者側を懲らしめないといけないよな」と思っているんですよ!

どう考えても、「強姦教唆」藤沢数希&「広域 性犯罪組織」恋愛工学コミュニティを一斉摘発、ナンパ界隈の浄化作戦をしてもらったほうがいいよね。女性がどんなに自衛に努めても、野放しになっているこいつらをどうにかしない限り、結局こちらは2回目、3回目の被害に遭うだけだ。

ちなみに、先月上旬には、著名読者のシンガポール最強ナンパ師@pussy931 が準強姦共犯者公募事件を起こすほど、「広域 性犯罪組織」恋愛工学コミュニティの邪悪な勢力は強かったですが、私が先月中旬にアマゾン『ぼく愛』レビュー欄に批判レビューを書きこんだり、男性読者がたむろする「2ちゃんねる もてたい男板」のナンパ師メインスレッドに、消費者センターへの相談を呼びかける注意喚起を呼びかける書き込みをしたところ、かなり勢力が衰えてきたようです。有名読者が次々とアカウントを削除したり、即画(リベンジポルノ)を自主的に削除したりしています。

お上の取締を期待しましたが、青少年健全育成条例の不健全図書制度はリアル書店やコンビニでのゾーニングだけですから、それよりはアマゾンのレビュー欄へ鋭い注意喚起を書きこんだほうが、費用対効果いいような気がする。ITによって時代が急速に移り変わっているのに、お役所が旧態依然のやり方にしがみつくからこうなる。時代のニーズに合わせて、政策も見直されるべきだよね。