読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

行動で愛を証明しよう

出版倫理と性表現について女性読者の立場から考えています。性暴力・DV反対!もっと日本が結婚・子育てしやすい国になりますように。

メルマガ『週刊金融日記』を有害図書にする運動を企画中

初めての人はここから→デートレイプ加害者マニュアル流行中

小説・マンガ『ぼく愛』は有害図書指定にならない

9月に、東京都青少年課に対して、恋愛工学3コンテンツについて、東京都青少年健全育成条例有害図書の申出をしたのですが、その続報です。

 

tsunamiwaste2016.hatenablog.com

いちばん悪質なメルマガ『週刊金融日記』は、「紙の本」ではないので、条例上の「図書」に該当せず、対象外です。

電子書籍はフィルタリング対象ということで、保護者の努力義務ということになるそうです。

残る2コンテンツ、小説『ぼく愛』とマンガ『ぼく愛』について審議をして頂いていたのですが、昨日青少年課に問い合わせたところ、「指定には至らない」と判断が下ったそうです。

これで、恋愛工学3コンテンツは、すべて青少年健全育成条例有害図書指定をくぐりぬけてしまったことになります。18歳未満購入禁止ではなく、恋愛工学3コンテンツは「全年齢向け」ということになっており、メルマガだけが「保護者の努力義務」でフィルタリングということです。

いま審議会で有害図書に指定されるのはどの程度の水準か

実際に読者が準強姦共犯者公募事件を引き起こしているメールマガジンを取り締まれない東京都青少年健全育成条例の審議会とは、どの水準の議論をしているのでしょうか。

審議会を定点観測している方が、内部でどんな議論が交わされているか、紹介しているツイートを見つけました。

 エロ漫画で、男性器を白抜きにする描写をしている箇所について、輪郭がはっきりわかるから卑猥だとか、擬音描写が多いとか、そういうレベルの議論をしているようです。うん、このレベルのエロ漫画を子どもから隔離しようという感受性は同意できます。

この水準がいまの有害図書指定の水準だとすると、実際に読者が準強姦の共犯者募集をしているメルマガ『週刊金融日記』ははっきりまずいレベルだと私は思います。

 この方にご連絡したところ、「今の時代、書店のマイナーな本だけのチェックで、いまのご時世ネットの影響を完全に無視している審議会のあり方に疑問を感じておられる」とおっしゃっていました。私もまったく同意見です。

青少年がセックスをするときに、性的メディアを参考にしているという報告があり、

『メディアの性情報と性情報リテラシー』渡辺真由子著

f:id:tsunamiwaste2016:20161105175127j:plain

数あるメディアの中でも、いまは書籍じゃなくてインターネットだよねって著者自身が書いているのです。

cakes.mu

藤沢 近年、インターネット上に流通する無料ポルノ動画は、量も種類も爆発的に増加し、クオリティも昔と比べると非常に良くなりました。そして、今はスマホで検索するだけで、世界中の最高のポルノが見れてしまう。

— 昔は、AVやエロ本を手に入れるのも一苦労でした。

藤沢 そうです。僕たちの時代は、エロ本ひとつ手に入れるのも一大事でした。友だち同士で協力する必要があり、チームワークを身に付ける必要があったのです。そして、手に入れたエロ本をどうやってみなで回すのか取り決める必要がありました。また、先生や親にバレないように、情報管理も徹底しなければいけません。僕たちの世代は、こうして自然とグローバル人材として、世界で競争するための素養を身につけたと思います。人間力です。
 しかし、現代の若者は、このような苦労をせずに簡単にオナニーのおかずが、スマホで手に入ってしまいます。これでは大切なリーダーシップも危機管理能力も身につきません。ペーパーテストだけできる偏差値エリートでは、これからの国際社会で、世界のエリートたちと対等に渡り合っていくことはできないでしょう。 

東京都の中学校・高校の養護教諭にお手紙を書こう

現在の条例では、東京都青少年課は、メルマガを買うことも、中身を見ることもできない。ということは青少年課は、恋愛工学から青少年を守れない。

かといって、このまま放置するわけにいかないので、注意喚起を兼ねて、東京都の中学校・高校の養護教諭(保健室の先生)に、恋愛工学の問題についてお知らせするお手紙を書くことを考えています。教育現場の中で、有害図書性教育リテラシーの問題について、いちばん危機感が強い方々ではないかと思うからです。

、私はもともとごみ問題の市民運動に携わっていて、政治参加の経験があります。

※参考:すぐわかる日の出エコセメント問題 (このスライドは私が作った)

下水道局水再生センターからの放流水の放射能計測及びその結果の公開に関する陳情

こういうことには、ちょっと経験があるのです。

東京都青少年健全育成審議会委員名簿を見ると、都議会議員が4人、名を連ねている。

http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/seisyounen/pdf/09_singi/26ki_meibo.pdf

この名簿は9月末で任期切れのようで、おそらくメンバーは変わっていると思いますが、たぶんいつも4人ぐらい都議会議員が入っているはずです。

この方々には陳情しますが、私一人で都議会議員にかけあうよりも、世論の後押しがあったほうが、インパクトがあると思いました。

おそらく養護教諭の方は実務でお忙しいと思いますので、私の送ったDMを見て、「あ、このマンガ問題だな」と思ったら、その流れでスマホですぐにアクション取れるように動線を構築したほうがいい。「週刊金融日記有害図書にしてください」というネット署名をChange.orgに作っておいて、DMからこのブログ経由で、ネット署名にアクセスできるようにしよう。

wikipediaで調べたところ、東京都に中学校は817校、高等学校は440校あるそうです。

費用をざっくり見積もりました。郵便切手82円、その他に封筒とチラシ印刷代をプラスして、ざっくり単価100円ぐらいかな? 単純計算で125,700円。うーん、痛いなあ……^^; クラウドファンディングで集められないかなとか考えています。

実際の作業として、チラシのデザインの決定、添え状の作成、印刷場所の確保、紙折り機のレンタル、宛名エクセルリストの作成、ラベル印刷みたいなかんじ。うーん、けっこうな仕事だぞ……。

 

こんなことに私がこだわっている理由

なんで身銭を切ったり、こんな膨大な事務作業をすることにこだわっているかというとですね、かなり個人的な動機なのです。『ぼく愛』の序盤に、下記のような下りがあって、私は実はずっとムカついているのです。

f:id:tsunamiwaste2016:20161105152116j:plain

まるで世の中の女性がみんなたかり目的のように描かれていて、私はひじょうに心外でした。ムカっとした。

2012年に藤沢数希(らしき人)とネット恋愛したときに、彼からお金の話をされたんですけど、私はこのとき、徹底的につっぱねているんです。

web.archive.org

「ここ(社長室)で会いましょう。人間関係には証人が必要な場合がある。ここなら、従業員があなたのことを見るでしょう? 三回ぐらい外でランチを一緒しましょう。そして、決めてください」と。

そのあと、財産リストが読み上げられた。あの有名企業の株券を4%持ってる、あそこに不動産を持ってる、レストラン持ってる、画廊を持ってる、救急病院と児童養護施設不登校児スクールを持ってる、などなど。

かっこいいですね。こんなこと、サクセスしてないと、そうそう言えません。でもこんな『プリティ・ウーマン』みたいなことあるのかな? あるかもしれないな。私は自分の人生を振り返って思った。私もけっこう、おとぎ話みたいな人生送ってきてるしなあ。

でも、相手のキャリアがあまりに立派だったので、気後れして、
「そんな立派な方なら、慶応とか東京女子大を出たような女性を奥さんにもらったほうがいいのでは?」
と尋ねたところ、
「え、だって君、クレバーだもん」
と言われた。私程度でいいらしい。ルックスも、
「見た目のいい女性はお金があればなんとでもなるんです」
と言った。サムシング・エルスを求めているらしい。
私は見た目は中の上ぐらい(顔はそこそこなんだけど、スタイルがよくない)なんですけど、何度か「おまえ、ほんとにキレーだなー」と言われたので、私程度のルックスでもいいらしかった。

私も平民代表として何かかっこいいこと言いかえさなきゃと思って、なんかお金で人身売買されるみたいで不本意だなあと思ったので、
「そんなことはいいから、私をちゃんと愛してください。セックスをしてください」と言ったら、「毎日します」と向こうは即答した。それはそれでツラいなと思って「週2回でいいです」と言ったところ、交渉成立となった。よし、結婚式の笑い話にできるネタができた。

私ちゃんと当時言っているんですよ、金はどうでもいいって。

「お金持ちの男性に寄って来るのはお金目的の女だ」というステレオタイプに、私はとことん異議がある。私が彼を好きになったのは金じゃねー、文学的才能とか公共心とか男気とかもっと別のものだよ。

恋愛工学は「女性心理に関する悪質なデマ」です。デマを否定するためにも、はっきり「世の中、金目当ての女ばかりじゃないぞ」と子ども(大人にも)にメッセージを送りたいんです。私は損得勘定では動かない。

こうなりゃ意地よ。女の愛(人間愛、博愛)の深さを行動で証明します。愛情は行いで証すものです。口先では「愛してる」とでもなんとでも言えるんです。

藤沢数希「恋愛工学」はデモンストレーションです。私はこの人の挑戦に反論する資格があると自負しています。

恋愛は本来個人的なことで、あの暴露ブログを書かずに胸に秘めておけばこんなことにならなかったのかなとも思うのですが、もう個人的な出来事ではない。

ときどき、人から精神病じゃないかとか疑われます。ネット恋愛だから、暴露ブログのキャッシュとMP3音声しか証拠ないですしね。私もこんな成り行きになってずっと薄気味悪かったですし、誰か別のフェミニストが恋愛工学を問題にしてくれるのを期待して、ずっと放っておいたのですが、誰も代わりにやってくれなかった(涙)。よーし、やってやろーじゃん。